後期高齢者医療制度（長寿医療制度） 与党見直しへ

民主、共産、社民、国民新の野党４党が後期高齢者医療制度（長寿医療制度）について制度運用の改善策の検討を始めた！

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080521-00000085-san-pol

後期高齢者医療制度（長寿医療制度）は75歳以上の後期高齢者、全員が対象となっている。

２００８年度から新たな独立型の健康保険としてスタートした。

保険料は原則として加入者全員から徴収し保険料徴収は市町村が行い、財政運営は全市町村が加入する都道府県単位の広域連合が担当するという仕組み。

しかし後期高齢者からの相次ぐ問い合わせや準備不足が目立つ。。

後期高齢者の年金から保険料を天引きすることにも不満の声があがった。

保険料が７割軽減となっている低所得者を9割軽減とすることや、終末期治療の方針を作成した医師に支払われる診療報酬「終末期相談支援料」の廃止などが柱で、6月13日に予定されている次回の保険料の年金天引きまでに具体案をまとめる方針の自民、公明両党の与党高齢者医療制度プロジェクトチーム。

20日に民主、共産、社民、国民新の野党4党の政策責任者は国会内で会談をし後期高齢者医療制度（長寿医療制度）の廃止法案をまとめた。

・平成21年度から後期高齢者医療制度の廃止

・今年4月に導入する前の旧制度（老人保健制度）へ一旦戻す

・年金からの保険料天引きは10月に廃止する

以上の3つを課題とすることに一致した。

福田康夫首相も20日の閣議後、舛添要一厚生労働相に早期の運用改善を指示したらしい。

年金から保険料天引きは高齢者から批判の声が高く、高齢者に対して説明不足だ！という声もあがっているだけに、慎重に検討して欲しい。。

高齢者の医療費を抑えることが目的らしいけど保険料の負担は月平均で約1万円も天引きされてしまうなんて高齢者にとってこの負担は大きい！！

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